新潟発のトキエア。
セールで安いときがあって気になるけれど、プロペラ機は揺れないのかな、新しい航空会社だけど大丈夫かしら。
そう迷っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
こんにちは、新潟在住・50代主婦のレアかおです。
旅行は好きなのに飛行機の揺れが苦手で、乗る前は、私も同じことを心配していました。
2026年9月、生まれて初めてのプロペラ機で、夫と札幌の丘珠空港まで往復した感想は、「思ったより、いいんじゃない」です。
この記事でお伝えするのは、この3つです。
トキエアに乗ってみたいけれど、ちょっと不安。
そんな方の参考になれば、うれしいです。
※新潟発・週末の札幌小樽(全3回)の1本です。2026年9月25日(金)と27日(日)に乗った体験で、運賃や時刻は2026年9月時点のものです。
トキエアの往復|予定の時刻と、実際の時刻
新しい航空会社だけに、無事に着けるかなという不安も、少しありました。
でも、行きも帰りも、トキエアは定刻に出発しました。
まずは、ほっとしました。
行きの到着は予定より4分遅れ、帰りは予定より早く到着口を出られました。
トキエアは、新潟空港を拠点にした、新潟の航空会社です。
2024年1月に、新潟と札幌の丘珠を結ぶ路線から運航を始めました。(機内のファイルより)
私たちは9月25日(金)に行き、27日(日)に帰ってきました。
予定の時刻と、実際の時刻を並べると、こうなります。

| 行き(9月25日・金) | 帰り(9月27日・日) | |
| 便 | BV101 新潟→札幌(丘珠) | BV102 札幌(丘珠)→新潟 |
| 予定 | 10:15発→11:50着(1時間35分) | 12:20発→14:00着(1時間40分) |
| 搭乗開始 | 9:59 | 12:02 |
| 出発 | 10:15に出発、10:21に離陸 | 12:11にドアが閉まり、12:20に離陸 |
| 到着 | 11:54(予定より4分遅れ) | 13:52に着陸、13:59に到着口へ(予定より前) |
※時刻は、私のメモと搭乗券の記録です。便の数や時刻は、時期によって変わります。
行きの機内は、6〜7割ほどの席が埋まっていました。
運賃・荷物・搭乗手続き|2人往復で32,400円でした
運賃は「トキトク」で、夫婦2人の往復で32,400円でした。
予約したのは、出発の20日前の9月5日です。
| 私の予約(2026年9月) | |
| 運賃の種類 | トキトク(出発の72時間前まで予約できる) |
| 1人の運賃 | 行き7,000円(金曜)、帰り9,000円(日曜) |
| 2人往復の合計 | 32,400円(運賃と消費税32,000円+システム利用料400円) |
| 預け荷物 | 1人20kgまで無料 |
| 機内に持ち込める荷物 | 手荷物1個+身の回り品1個(合わせて10kgまで、45×35×20cm以内) |
| 予約の変更 | できない |
| 座席の指定 | 追加料金なし |
※私が予約した日の値段で、トキエアの秋のキャンペーンの運賃でした。値段は時期によって変わるので、予約のときにトキエアの公式サイトで確かめてください。
新潟空港には、出発の75分前の9:00に着きました。
カウンターで搭乗手続きをして、荷物は預けませんでした。
搭乗手続きの締め切りは、出発の30分前です。
空港のカウンターなら90分前から、WEBなら24時間前から35分前まで手続きできます。
搭乗口には、出発の15分前までに行くよう案内がありました。(予約確認書より)
新潟空港では、歩いて飛行機へ

9:59に、搭乗が始まりました。
搭乗口からは、外を歩いてタラップを上がります。
目の前には、生まれて初めて乗るプロペラ機。
いよいよだと思うと、少しドキドキしました。
小さな空港なので、飛行機までの距離は短めです。
帰りの丘珠空港でも、同じように歩いて乗りました。


座席は13列目|プロペラが見えるのは10列目まで
私たちが乗ったのは、72人乗りのプロペラ機です。(ATR72-600型機・機内のファイルより)

座席は、行きも帰りも13列目でした。
プロペラが見えると思って、選んだ席です。
ところが、13列目の窓から見えたのは翼で、プロペラは見えませんでした。
「プロペラがよく見える席は、10列目まで」
帰りの丘珠空港のカウンターで、そう案内されて初めて知りました。

行きに知っていれば、席を選べたのに、残念…
プロペラを見たい方は、予約のときに10列目までの席を選びましょう。
足元は、ひざと前の座席のあいだに、握りこぶしが1個入るくらいです。
格安航空会社(LCC)と同じくらいの広さだと感じました。
座り心地は可もなく不可もなく、ゆったり座れました。

※座席の幅は約42cmです。前後の間隔(シートピッチ)は29インチ(約74cm)で、LCCのジェット機で主流の間隔です。(幅はトキエア公式のよくある質問・2026年10月時点、間隔はAviation Wireの2025年4月の記事より)
景色を見たい方は、窓側の右と左も選びどころです。
私は行きも帰りも、日本海の海岸線が見える席を選びました。
行きは右側のD・E、帰りは左側のA・Bです。
揺れと景色|行きと帰りで、乗り心地が違いました
いちばん心配していた揺れは、行きと帰りで違いました。
離陸の前は、プロペラの「ブーン」という音が聞こえます。
揺れが苦手な私は、少し身構えました。
行きは天気がよく、上昇中も、上空を飛んでいるあいだも、揺れはほとんどありませんでした。
少し揺れたのは、北海道に入って、降下中のときくらいです。
身構えていたので、拍子抜けするほどでした。
帰りは、搭乗口でも機内でも、前線の影響で揺れが予想されるという案内がありました。
搭乗口では、お手洗いは搭乗前に済ませておくように、とも呼びかけていました。
案内のとおり、上昇中は揺れました。
予告があったので、心の準備はできていて、思ったより落ち着いていられました。
夫は、揺れにも動じませんでした。
雲を抜けて高く上がると揺れはおさまり、函館のあたりから先は、景色もよく見えました。
ジェット機との違いをいちばん感じたのは、着陸のときです。
地面に着いたときの振動が大きく、「ドーン」という感じがしました。
プロペラ機は、ジェット機より低いところを飛びます。
そのぶん、天気のいい日は、地上の景色がよく見えました。

行きも帰りも、秋田や青森の海岸線、そして北海道が見えました。
座席のポケットのファイルに入っていた「ルートマップ」を見ながら、「ここかしら」と窓の外と見比べるのも、楽しい時間でした。

ルートマップには、新潟を離陸して約30分で鳥海山、約1時間15分で羊蹄山や洞爺湖、と見えてくる目安が書いてあります。
天気や飛ぶルートで変わるそうですが、目安があると、窓の外を見るのが楽しくなります。
窓の外があまりにきれいで、私は何度も「ねえねえ」と夫に声をかけました。
夫は「ん」と返すだけ。
景色に夢中の私と、至って冷静な夫。温度差がすごかったです。

機内のサービス|飲み物はなし、手作りのファイルあり
私が乗った便では、飲み物のサービスはありませんでした。
おしぼりは、行きも帰りも配られました。
客室乗務員さんは、行きも帰りも2名でした。
ベテランの方だろうなと感じる、テキパキとした丁寧な対応でした。
座席のポケットには、トキエアの社員さんが手作りしたファイル「トキメキ!タイムズ」が入っていました。
先ほどのルートマップのほかに、オリジナルグッズの案内や、機長さんと取締役さんのコラムがあり、読みながら過ごしました。
手作りの温かさが伝わってきて、読んでいて楽しいファイルでした。

行きの便で感じた、乗務員さんの連携
行きの便では、北海道に入ったころ、急に具合が悪くなった乗客の方がいました。
客室乗務員さんがすぐに、機内に医療従事者の方がいないか呼びかけ、そして名乗り出てくださった乗客の方と一緒に手当てをされていました。
救急車を呼ぶかどうか、連絡を取り合っている様子でした。
その方が落ち着くまで上空を旋回していたことは、着陸の前にアナウンスで伝えられました。
丘珠空港では救急車が待っていて、その方が先に降りられてから、私たちも降りました。
それでも、到着は予定のわずか4分遅れです。
乗務員さんたちの落ち着いた連携に、ただただ感心しました。
その方が、今はお元気でいらっしゃることを願っています。
丘珠空港は小さな空港|歩いてターミナルへ

丘珠空港に着くと、飛行機を降りて、ターミナルまで外を歩きます。


のどかな空港で、田舎に来たような感じがします。
でも、それがいいんです。
空港の地面を自分の足で歩くと、旅をしている気分がぐっと高まりました。
私たちは荷物を預けていませんでしたが、預けた方の荷物は、すぐに出てきたようでした。
荷物を受け取った方たちが乗ってから、空港連絡バスが出発しました。
帰りの丘珠空港は、保安検査が1か所だけ
帰りは、出発の90分前の10:50に空港に着きました。
保安検査も待合室も空いていて、ゆったり過ごせました。
ただ、保安検査は1か所だけです。
出発の間際には、少し列ができていました。
早めに通っておくと安心です。


丘珠空港から札幌へ|行きは350円、帰りは乗継割引で160円
丘珠空港と札幌の街のあいだは、バスと地下鉄で移動しました。
行きと帰りで、乗ったバスが違います。
| 行き(丘珠空港→栄町駅) | 帰り(栄町駅→丘珠空港) | |
| バス | 空港連絡バス(北都交通) | 路線バス(北海道中央バス・麻26) |
| 1人の運賃 | 350円 | 160円(時刻表の案内では240円) |
| 払い方 | 降りるときに現金かPayPay(カードと、交通系ICカードのSuicaは、空港の券売機で先に買う) | 交通系ICカード(モバイルSuica) |
| 乗った時刻 | 12:15発、12:22に栄町駅へ | 10:39ごろ発、10:50に空港へ |
行きは、時間の合う路線バスがなかったので、空港連絡バスに乗りました。
丘珠空港に着いてから、栄町駅で地下鉄に乗るまで、約30分でした。
空港から街までの移動は、すごく便利でした。

帰りは、地下鉄で栄町駅まで行き、中央バス(麻26)に乗り継ぎました。
時刻表の案内には240円とありましたが、交通系ICカード(モバイルSuica)の履歴を見ると160円です。



同じICカードで地下鉄とバスを乗り継ぐと、乗継割引で安くなるためでした。
北海道中央バスのよくある質問には、バス1区(240円)と地下鉄1区(210円)を乗り継ぐと370円、という例があります。
合計の450円から、80円安くなる計算です。
私の場合も、バス代が240円から80円引きの160円になっていました。
乗継割引が付くのは、SAPICAと、Suicaなど全国で使える交通系ICカードです。
1枚のカードで2人分を払うと、乗継割引は付きません。
夫婦なら、1人1枚ずつのカードで乗りましょう。(2026年9月時点・札幌市交通局の案内より)
トキエアが向いている人・向かない人
往復してみて、トキエアが向いているのは、こんな人だと感じました。
※トキエアの定期便は、この3路線です。(2026年10月時点)
向かないかもしれないのは、こんな人です。
予約の変更ができないトキトクのほかに、変更できる運賃「トキビズ」もあります。
ただ、私が見たときは、それなりのお値段でした。
揺れが苦手な私も、行きはほとんど揺れませんでした。
ただ、帰りのように前線が近い日は、揺れることがあります。
新潟空港の時刻表では、新千歳行きのジェット機の便が1時間15分、トキエアの丘珠行きが1時間35分です。
トキエアのほうが、20分ほど長くかかります。
夫に「時間はどうだった?」と聞くと、「思ったより時間かかったな」の一言でした。
プロペラ機とジェット機の違いを、夫も感じていたのかもしれません。
そのかわり、丘珠空港は札幌の街に近い空港です。
トキエアのよくある質問
- Qトキエアの預け荷物は、何kgまで無料ですか?
- A
私が予約した「トキトク」では、1人20kgまで無料でした。
機内に持ち込めるのは、手荷物1個と身の回り品1個で、合わせて10kgまで(45×35×20cm以内)です。(2026年9月の予約)
- Q座席は、予約のときに選べますか?
- A
選べました。
私は予約のときに13列目を選び、座席の追加料金はかかりませんでした。
プロペラを見たいなら、10列目までの席がおすすめです。
- Q予約の変更はできますか?
- A
私が予約した「トキトク」は、変更できません。
変更できる運賃には「トキビズ」があります。
取り消すときの手数料は、トキトクが5,000円、トキビズが500円です。(トキエア公式のよくある質問より・2026年10月時点)
- Q機内で飲み物は出ますか?
- A
私が乗った行きと帰りの便では、飲み物のサービスはありませんでした。
おしぼりは配られました。
のどが渇きやすい方は、搭乗前に飲み物を用意しておくと安心です。
- Q車で行くとき、新潟空港の駐車場代はいくらですか?
- A
私が車で行ったときは、新潟空港の駐車場が3日間で2,400円でした。(2026年9月)
普通車の料金は、24時間ごとの上限が800円です。(新潟空港公式の駐車場のご案内より・2026年10月時点)
まとめ|トキエアは「思ったより、いいんじゃない」
生まれて初めてのプロペラ機、トキエア。
往復してみた感想は、「思ったより、いいんじゃない」でした。
次に乗るときは、10列目より前の席で、プロペラが回る様子を眺めていきたいと思います。
地元・新潟の航空会社を応援する気持ちを込めて、また乗るつもりです。

あわせて読みたい(新潟発・週末の札幌小樽)
小樽を定期観光バスで回った1日は、こちらでお伝えしています。
飛行機とホテルを、別々に取るか、セットで取るかについては、こちらの記事で詳しく比べています。
ここで、またお会いしましょう。🌺



