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こんにちは、新潟在住・50代主婦のレアかおです。
雪に包まれる、新潟の冬。その寒さをひとときだけ抜け出して、私たち夫婦が年末年始だけで6回、通算では10回以上通い続けている場所があります。
それが——インドネシア・バリ島です。
「また同じ場所?」とよく聞かれますが、何度行っても飽きないんです。一度や二度の旅行記なら、どこにでもあります。
でもこの連載でお届けするのは、同じ場所に10年以上通い続けたからこそ分かった「リアル」。
その起点となるこの記事は、バリ島旅の“準備と計画編”です。
この記事でわかること
「次のバリ島を、もっと心地よく」。そのための準備のすべてを、リピーター目線でまとめました。
どうぞ最後までお付き合いください。

実はこの1枚、整理券を取って1時間並んで撮りました😅 並ぶ価値ありの美しさです✨
なぜ年末年始のバリ島か? — リピーターの理由
理由①:雪国の冬から、常夏へ
新潟の冬は、長くて、白い。朝起きれば雪かき、洗濯物は乾かず、空はどんより。そんな日々が数ヶ月続きます。
一方のバリ島は、年間平均気温28度前後の常夏の島。飛行機を降りた瞬間の、あのムワッとした南国の空気——それを味わうために、私たちは毎年この時期にバリ島を選んでいます。
理由②:何度行っても新しい発見がある
「同じ場所に何度も行って飽きないの?」とよく聞かれます。でも、リピーターになって分かったのは、バリ島は来るたびに違う顔を見せてくれるということ。
初めての頃は定番の観光地を巡り、慣れてくると静かなヴィラでのんびり過ごし、最近ではゴルフや行きつけのレストランを楽しむ。同じ島でも、過ごし方は毎年変わっていくんです。
理由③:年末年始という特別な時間
日本の年末年始といえば、除夜の鐘に初詣。でもバリ島の年越しは、まったく違います。
カウントダウンの数時間前から、街中で爆竹のような花火が鳴り始め、年が明けてもしばらく鳴り響く。
そして初めて訪れた年の元旦の朝、ホテルから眺めることができた初日の出——あの光景は、今でも忘れられません。

気づけば、毎年のようにこの島へ帰ってきています。
「また行きたいね」と、どちらからともなく口に出てしまう——わが家にとってバリ島は、もうそんな場所なんです。
バリ島年末年始の気候 — リピーターのリアルな体感
年末年始は「雨季」。でも日本の梅雨とは違う
まず正直にお伝えすると、バリ島の年末年始は「雨季」にあたります。
バリ島の季節は大きく2つ。乾季は4〜10月、雨季は11〜3月です。
「えっ、じゃあ雨ばっかり?」と思いますよね。でも安心してください。
雨季といっても、一日中降り続けるわけではありません。スコールのようにザッと降って、サッと止む。そんな日が多いんです。

6回通って思うのは、「降らない年もあれば、よく降る年もある」ということ。
こればっかりは運次第なんです。
雨の日は「過ごし方」を変えるのがコツ
リピーターになって身についたのは、天気に合わせて予定を組み替えること。
雨が降りそうな日は、屋外の観光ではなく、スパでのんびり、ショッピングを楽しむ。移動も、雨の中を歩かずに済むよう調整します。
気温は年間平均28度前後。日が射せば暑いですが、日本の蒸し暑い真夏よりは、ずっと程よい暑さに感じます。
日傘兼用の折り畳み傘を1本、バッグに入れておくと安心です。
晴れれば日よけに、雨が降れば雨具にと一石二鳥です。多くのホテルには貸出傘もあるので、大荷物にする必要はありません。
ちなみに乾季(7〜8月)もおすすめ
「年末年始は雨が心配…」という方には、乾季の7〜8月もおすすめです。ちょうど日本が蒸し暑い真夏の時期。からっとしたバリ島で、日本の猛暑からの避暑を楽しむこともできますよ。
どの空港を使う? — 地方住みの空港選び
地方在住者の「直行便がない」問題
地方に住んでいると、海外旅行で最初にぶつかるのが「最寄り空港から直行便がない」という壁。私たちの新潟空港にも、残念ながらバリ島への直行便はありません。
そこで最初の頃は、あれこれルートを検討しました。
新潟から伊丹を経由して関西国際空港へ、名古屋から中部国際空港(セントレア)へ、あるいは韓国・仁川で乗り継いでバリ島へ——。50代夫婦のバリ島旅行、まずは「どう行くか」からのスタートでした。
わが家が「国内乗り継ぎなし」に落ち着いた理由
いろいろ試した末にたどり着いたのが、新潟から成田空港、または羽田空港に出て、そこからバリ島へ向かうルート。国内での乗り継ぎを挟まない形です。
理由はシンプルで、年末年始のバリ島は荷物が多いから。国内線をもう一本挟むと、そのたびに大きな荷物を受け取って預け直す手間が増えます。
荷物が多い旅ほど、乗り継ぎの回数は減らすのが正解です。

50代になると、移動そのものが体力勝負。
「乗り継ぎを1回減らす」って、想像以上にラクなんですよ。
成田と羽田、わが家の使い分け
新潟から成田へは自家用車、羽田へは主に新幹線で向かいます。荷物が多くてそのまま空港まで運びたいときは車、身軽に動きたいときは新幹線、と使い分けています。
私たちは航空便のスケジュールに合わせて、当日に出発するスタイルです。
雪国の冬は「余裕」と「予備プラン」を
ただ、ここで雪国ならではの注意点が。年末年始の新潟は、ちょうど雪が降り始める時期。年によっては、出発当日に大雪……ということも十分あり得ます。
だからこそ、雪国からの冬の出発は、とにかく時間に余裕を持つことが大前提です。
実際、2年前には大雪の予報が出て、予定していた自家用車での移動を急きょ取りやめ、新幹線に切り替える準備をしたこともありました。
①とにかく時間に余裕を持つこと。これが大前提です。
②大雪の予報が出たら、車・新幹線・飛行機など、別の移動手段にすぐ切り替えられるよう準備を。
大きな荷物は「先に送る」のもアリ
雪対策とあわせてやっているのが、ゴルフバッグなど大きな荷物の事前発送です。
当日の移動を身軽にできるうえ、雪で交通が乱れても、荷物だけは先に空港へ届いているので安心。
私たちが活用したのは、当時持っていた三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エクスプレス・カードの特典です。
海外旅行の出発・帰国時に、自宅と空港のあいだを、会員1人につき荷物1個まで500円で配送してもらえるサービス。
出発の3〜4日前に自宅から送り、空港のJAL ABCカウンターで受け取りました。通常の宅配便よりずっと割安です。
※カードの付帯特典は、カード種別や時期によって内容が異なります。お手持ちのカードの特典は、必ず公式サイトでご確認ください。
航空券の取り方 — リピーターのスマートな選び方
まずは「Skyscanner(スカイスキャナー)」で全体の相場をつかむ
旅費の中で、いちばん大きいのが航空券。だからこそ、最初にやるのが相場のチェックです。
私たちはまず、Skyscannerで一括検索して、だいたいの価格帯を把握します。
日本からバリ島への行き方は、大きく3つ。
①直行便(ガルーダ・インドネシア航空。成田から約7時間半)
②経由便(マレーシア航空でクアラルンプール、シンガポール航空でチャンギ経由など。約10〜13時間)
③LCCの経由便(エアアジアなど。私たちも昔は利用しました)
予約は「複数サイト」を見比べるのがコツ
検索はSkyscanner、予約は各航空会社の公式サイトやBooking.com(ブッキングドットコム)など。同じ便でも、サイトによって値段が違うことを何度も経験しています。
最近は、複数の航空券を一度に比較・予約できるエアトリのようなサイトもあるので、まずは横断で見比べてみるのがおすすめです。
忘れられないのが、Booking.comで、ガルーダの直行便を公式サイトより約10万円も安く、2人で約24万円で予約できたこと。

「えっ、こんなに違うの?」と、目を疑いました。
同じ便でも、探し方ひとつでこんなに変わるんですね。
予約サイトによって値段はけっこう変わります。1か所だけで決めず、必ず見比べてから予約しましょう。
買うタイミングは「早め」がリピーターの鉄則
年末年始は、一年でいちばんの人気シーズン。航空券は約1年前から発売されるので、行くと決めたら早めに各航空会社の公式サイトで発売時期をチェックします。
ちなみに、火曜・水曜あたりは価格が落ち着きやすいとも言われています。狙って検索してみるのも一つの手ですよ。
見落としがちな「受託手荷物」の枠
航空券選びで意外と見落とすのが、預けられる荷物(受託手荷物)の枠。航空会社や航空券のクラスによって、かなり違います。
たとえばガルーダのエコノミーは、日本発着の路線で合計46kgまで(1個あたり32kg以内)・個数制限なし。
マレーシア航空・シンガポール航空は券種で選べるので、私はそれぞれ35kg・30kgのクラスを選びました。無料枠は券種や時期で変わるので、予約時に各社の最新情報を確認しておくと安心です。
そしてリピーターならではの裏技が、ガルーダの「スポーツ用品の別枠」。ゴルフ・サーフボード・ダイビング用品などは、1人1点まで別枠で無料に。
チェックインカウンターでサーフボードを抱えた方をよく見かけるのは、これを活用しているからなんですね。
①ゴルフバッグやサーフボードなどのスポーツ用品は、スーツケースとは扱いが異なります。航空会社によって対応は違いますが、預けるときに「運搬中の破損は補償対象外」という免責タグへのサインを求められることが多いです。
②ハードケースか専用カバーでしっかり保護を。
(ゴルフの詳しい話は、後日の「ゴルフ編」で!)
滞在エリアの選び方 — 雰囲気の違う5つのエリア
バリ島は、エリアごとに「別世界」
バリ島って、実はとても広いんです。そして、エリアごとに雰囲気がまるで別世界。海沿いのにぎやかな街もあれば、山あいの静かな芸術の街、ひんやり涼しい高原まであります。
ここでは、リピーターのわが家が実際に泊まった5つのエリアを、空港からの近さと雰囲気にふれながらご紹介しますね。
① サヌール — 穏やかで静か、ゆっくり派に
サヌールは、空港から約30〜40分のビーチ沿いエリア。欧米からの長期滞在者が多く、全体に穏やかで静かな雰囲気です。
2024年には大型ショッピングモール「アイコンバリ(ICON Bali)」がオープンして、ぐっと便利になりました。
わが家も何度も滞在している、お気に入りのエリア。ゆっくりとバリ島の時間を味わいたい方にぴったりですよ。

② ヌサドゥア — 高級リゾートでホテルステイ
ヌサドゥアは、空港から約30分。高級ホテルが立ち並ぶ、整備されたリゾートエリアです。
ホテルの敷地から一歩も出なくても、優雅に過ごせるのが魅力。
「せっかくのバリ島、リゾート気分にどっぷり浸かりたい」「ホテルステイそのものを楽しみたい」という方に向いています。
③ チャングー — おしゃれで活気のある今どきエリア
チャングーは、空港から約1時間。ここ十数年で一気に開発された、新しいエリアです。
もともとサーファーに人気の場所でしたが、いまでは「デジタルノマド(働きながら旅する人たち)の聖地」とも呼ばれ、おしゃれなカフェやビーチクラブが軒を連ねています。
活気のある「今どきのバリ島」を楽しみたい方や、長期滞在をしたい方におすすめです。
④ ウブド — 芸術と自然に浸る、山のエリア
ウブドは、空港から約1時間半〜2時間ほど、山あいにあるエリア。
バリの伝統舞踊や芸術にふれられる、文化の中心地です。緑豊かなライステラス(棚田)など、バリ島ならではの自然をたっぷり感じられるのも魅力。
芸術や文化に興味のある方、自然のなかで静かに過ごしたい方におすすめです。
⑤ ハンダラ — 南国の避暑地でのんびり
ハンダラは、空港から約2〜2時間半。標高の高い高原エリアで、いわば「南国の避暑地」です。
近くにはいちご農園や大きな湖もあり、ゴルフやいちご狩り、テニスといったアクティビティも楽しめます。
暑いバリ島のなかで、ひんやり涼しく、のんびり過ごしたい方にぴったりです。
(このハンダラでのゴルフは、第3弾〈ゴルフ編〉で、たっぷりお話ししていますよ😊)
滞在エリアは「1〜2か所」に絞るのがコツ
これだけ雰囲気が違うと、あちこち泊まってみたくなりますよね。
でも、リピーターのわが家がたどり着いた結論は、滞在エリアは1〜2か所に絞ること。というのも、コロナ後のバリ島は世界的に人気が高まり、観光客がぐっと増えました。
それにともなって、街なかの渋滞もかなり激しくなった印象です。空港からの所要時間も、渋滞しだいで大きく変わります。
1日であちこち移動するのは、思った以上に時間も体力も使うもの。
だからこそ、お気に入りのエリアに腰を据えてのんびり、が結局いちばん満足度が高いんです。(何泊して、どう組み合わせるかは、のちほどの「滞在日数の決め方」でお話ししますね。)

あちこち欲張るより、好きなエリアでゆっくり。
そのほうが、心からリラックスできますよ☺️
ホテルとヴィラの使い分け — 「動」と「静」で選ぶ
使い分けの軸は「その滞在で、何をしたいか」
バリ島は、ホテルもヴィラも選択肢が本当に豊富。
わが家は「その滞在で、何をしたいか」で使い分けています。アクティブに動きたいときはホテル、とにかくのんびりしたいときはヴィラ、というイメージです。
ホテルは「動きたいとき」の便利な拠点
ホテルは、観光・ゴルフ・ショッピングに出かけたいときの拠点として使うことが多いです。(ゴルフが目的のときは、コース併設のリゾートホテルを選ぶこともありますよ。)
なので、ここでは正直あまり贅沢はせず、アクセスのいい便利な場所を選ぶのがわが家流。とはいえ、ホテルの朝食は楽しみのひとつ。おいしいかどうかは、予約前に口コミでしっかりチェックしています。
ヴィラは「のんびりしたいとき」のプライベート空間
ヴィラは、とにかくゆっくり過ごしたいときに選びます。
お部屋にプライベートプールの付いたヴィラを選んで、太陽の下でのんびり泳いだり、読書をしたり。そんな「何もしない時間」を、ぜいたくに味わうんです。
朝食をお部屋でいただくようにアレンジもできるので、人目を気にせずプライベート空間を満喫したい方にぴったり。(のちほどの「予算感の目安」の章でも触れますが、一泊数万円でプール付きヴィラに泊まれることもありますよ。)

「動」のホテルと「静」のヴィラ。
1回の旅で組み合わせるのも、リピーターならではの楽しみ方です☺️
ホテルもヴィラも、選ぶときは「口コミ」が頼り
どちらを選ぶときも、わが家がいちばん参考にするのが口コミです。とくに海外では、セキュリティ面がやっぱり気になるところ。口コミで「安心して泊まれそうか」を確認しています。
それからもうひとつ、わが家ならではのチェックが「虫」。実は主人が虫に刺されやすいので、滞在先の虫の口コミも、しっかり見てから選んでいます(笑)。
エリアごとのおすすめや、わが家が予約のときに見ているポイントは、次回の「ヴィラ・ホテル編(第2弾)」でたっぷりお話しします。
ここではまず「目的で使い分ける」——それだけ覚えておいていただけたら、宿選びがぐっとラクになりますよ。
滞在日数の決め方 — 4泊なら1拠点、6泊なら2拠点
日数は「暦」と「夫の休み」しだい。理想は10日間
まず大前提として、滞在日数はその年の休日の暦しだい。そして、夫が何日休めるかが最大のカギになります。だから毎年、カレンダーとにらめっこ。
本音を言えば10日間くらいゆっくりしたいところですが、そこは現実と相談しながら、わが家はだいたい4〜6泊で組むことが多いです。
4泊なら「1拠点」に集中
4泊ほどの旅なら、滞在先は1か所に絞ります。あちこち移動せず、そこを拠点に観光・ショッピング・ゴルフを楽しむ、という過ごし方です。
エリアの章でもお話ししたとおり、渋滞の多いバリ島では、欲張らずに腰を据えるのが、結局いちばん心地いいんです。
6泊なら「2拠点」で、静と動の両取り
6泊できるときは、思いきって2拠点に分けます。前半と後半で雰囲気の違うエリアに泊まると、1回の旅で2倍楽しめるんです。
わが家のこれまでの組み合わせを、2つご紹介しますね。
- 【パターン①】前半は、のんびりウブドのヴィラで3泊。後半は、大好きなサヌールを拠点に3泊して、観光やゴルフを満喫。
- 【パターン②】前半は、ゴルフ場併設のリゾートホテルで4泊。後半は、サヌールで2泊、ゆったり締めくくり。

お気に入りのサヌールは、わが家の「旅の締めくくり」の定番。
最後に好きな場所で過ごすと、満足感がぐっと増すんですよ☺️

初日は「夕方着」。無理せず、夕食から始める
成田からの直行便は、バリ島に夕方到着します。なので初日は、ホテルに着いて夕食を楽しむくらいの、ゆったりプランがおすすめ。
ホテルが空港から遠いときは、運転手付きの専用車を先に手配しておくと安心です。Klookなら、到着日の空港送迎から、滞在中のちょっとした周遊まで、これひとつでお願いできます。自由がきくので、途中でレストランに寄って夕食をとってから、ゆっくりホテルへ向かう、なんてことも。私たちも近場の送迎ではKlookをよく使っています。
👉 Klookでバリ島の専用車・空港送迎を見てみる
初日に予定を詰め込まないのが、50代の体にやさしい始め方です。
最終日は「チェックアウト後」が勝負。深夜便を快適に
- 【その1】チェックアウト後、高級スパで全身を癒やす。スパによっては、施術のあとにゆっくり食事ができて、そのまま空港まで送ってもらえるサービス付きのところも。旅の疲れをリセットしてから帰れます。
- 【その2】レイトチェックアウトを申請して、夕方まで滞在。街歩きや街なかのスパを楽しんで、最後にホテルでシャワーを浴びてさっぱりしてから、深夜便に備える過ごし方も快適です。

深夜便の前にシャワーを浴びられると、機内でぐっすり眠れます。
地味だけど、これ大事なポイントなんです☺️
持ち物リストと入国準備 — リピーターの「これだけは」
出発前に整える、4つの「入国まわり」
リピーターになっても、入国まわりの手続きは毎回きちんと確認します。
2026年現在、おさえておきたいのは①パスポート ②観光ビザ ③All Indonesia(統合申告)④バリ島観光税の4つ。ひとつずつ見ていきますね。
① パスポートは、残存有効期限が6か月以上あること、そして査証ページに十分な余白があることを確認します。あわせて、復路(出国)の航空券の予約も用意しておきましょう。入国時に提示を求められることがあります。
② 観光で滞在するなら、到着ビザ(VOA)が必要です。料金は500,000ルピア(約5,000円)、30日以内の滞在が対象。事前にすませたいなら、オンラインのe-VOAで申請できます。公式サイトはevisa.imigrasi.go.id。
ちなみにe-VOAは、次にお話しするAll Indonesiaとは別の手続きです。
審査に時間がかかることもあるので、わが家は余裕をもって、出発の1週間前までに申請をすませています。というのも以前、出発の数日前に申請しようとしたら、ちょうど年末のお休みに重なったのか、e-VOAのサイトがうまく動かないというハプニングが……。結局そのときは、空港に着いてからVOAを申請することになったんです。
それ以来、「ビザだけは早めに」が、わが家のかたい約束ごとになりました。

実は、e-VOAでお名前のスペルを1文字打ち間違えてしまい、到着時に買い直し……なんて話も聞くんです。
入力は、パスポートを見ながら慎重に。これが本当に大事ですよ💦
③ All Indonesiaは、2025年に導入され、現在はインドネシア全土で運用されている統合申告です。これまで別々だった到着カード・税関申告・検疫申告などが、ひとつにまとめられました。
登録は無料で、到着の3日前から可能。スマホで登録してQRコードを保存しておくと、空港での手続きがスムーズです。
公式サイトはallindonesia.imigrasi.go.id。以前の電子税関申告(ECD)も、このAll Indonesiaに統合されています。
④ バリ島では、これらとは別に外国人観光税150,000ルピア(約1,500円)がかかります。支払いは、空港の窓口でも、事前に公式の「Love Bali」サイト(lovebali.baliprov.go.id)でもできます。
ご自分のやりやすいほうで大丈夫ですよ。
🛂 入国の手続きは「毎年のように」変わります①ビザの料金・必要書類・手続きの流れは、年ごとに変更されます。出発前に必ず最新情報を確認してください。
②そして何より気をつけたいのが、偽サイト・代行詐欺です。e-VOAやAll Indonesiaは、公式そっくりのURLをまねた偽サイトが本当に多いんです。料金を上乗せされたり、個人情報を抜かれたりすることも。
申請は必ず公式サイト(evisa.imigrasi.go.id / allindonesia.imigrasi.go.id)から行ってください。少しでも不安なときは、在デンパサール日本国総領事館のサイトで案内を確認すると安心です。
※2026年5月時点の情報です。ビザ・観光税の料金や手続きは変更されることがあります。渡航前に、必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
両替は「日本で全部」しないのが正解
両替は、日本ではせず、バリ島に着いてからで大丈夫。空港のレートはあまりよくないことが多いので、まずは当面の必要分だけ替えて、残りは街中で。街中のほうがレートがよいことが多いんです。最近はバリ島でも、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレスが使えるお店がぐっと増えてきたので、現金は必要な分だけで十分なことが多いですよ。
街中で両替するときは、銀行系や、口コミで評判のいい表通りのお店を選んで。「明らかに高レート」をうたうお店は、ぼったくりのことがあるので気をつけてくださいね。
服装は夏服+「羽織もの」、靴は2種類
基本は夏服でOKですが、羽織ものは必ず1枚。お店やホテルの冷房が、日本では考えられないくらい強いことがあるんです。
足元は、サンダルとスニーカーの両方を。街歩きはスニーカー、ホテル周辺やビーチはサンダル、と使い分けると快適ですよ。
電子機器は「Cタイプ変換プラグ」と通信手段
コンセントは変換プラグ(Cタイプ)が必要です。
モバイルバッテリーは、機内持ち込みのルールを事前に確認しておきましょう。
ネット通信は、eSIMや現地の物理SIMならKKdayで事前に手配できます。初心者の方には、受け取り・返却がかんたんなレンタルWi-Fi(グローバルWiFi)も安心。自分のスタイルに合うものを選んでくださいね。
※7月ハワイ旅行でトリファ(trifa)のeSIMを実際に試すので、使用感は別記事でレビュー予定です。
常備薬と虫対策、日焼け止めは忘れずに
常備薬は、使い慣れたものを持参するのが安心です(現地のコンビニにも基本的なお薬はあります)。虫除け・虫刺されのスプレー、日焼け止め、機内用のマスクも用意しておくといいですよ。
リピーターが「これだけは」と思う厳選5アイテム
- ① エコバッグ(スーパーやコンビニの袋は有料)
- ② ジップロック(液体のおみやげの液漏れ防止に大活躍)
- ③ 歯ブラシ(現地のものはヘッドが大きめ)
- ④ ウェットティッシュ(日本のようなおしぼりの文化がないので重宝します)
- ⑤ 虫除け系グッズ

この5つは、スーツケースの隅に入れておくだけで、現地で地味〜に助けられるんです☺️
予算感の目安 — 夫婦2人・年末年始のリアル
年末年始のバリ島、夫婦2人で「約50万円」が目安
一番気になるのが、やっぱり予算ですよね。わが家の年末年始バリ島は、夫婦2人で総額およそ50万円が最近の目安です(航空券はエコノミークラスでの金額です)。コロナ前は約40万円だったので、ここ数年で1〜2割ほど上がった印象。とはいえ、工夫しだいで十分に楽しめる範囲だと感じています。
内訳は「航空券5・ホテル2・その他3」
内訳の目安は、航空券が約50%、ホテルが約20%、その他が約30%。「その他」には、食事・現地の移動(カーチャーター)・お土産・アクティビティなどが入ります(わが家の場合は、ここにゴルフ代も含まれます)。
こうして見ると、予算の半分は航空券。つまり、航空券をどう抑えるかが、総額を大きく左右するんです。

航空券さえうまく取れれば、あとはわりとコントロールしやすいんですよ☺️
航空券は「コロナ前後」でこんなに変わりました
変化が分かりやすいのが、その航空券です。ガルーダの直行便(夫婦2人・年末年始・エコノミークラス)は、コロナ前は約20万円でしたが、コロナ後は公式サイトで約34万円まで上がりました。
しかもこれは2025年発売直後の価格で、日がたつにつれて、さらに上がっていったんです。というのも、成田からバリ島への直行便は1日1便だけ。年末年始は早々に売り切れてしまう印象でした。
そんななかでも、私は2025〜2026年の年末年始を、Booking.comで約24万円で予約できたんです(くわしい取り方は、前の「航空券の取り方」をご覧くださいね)。同じ便でも、買い方とタイミングしだいで数万円〜10万円近く変わることもあります。
ホテルは数千円〜。選択肢の広さがバリ島の魅力
ホテルは、一泊数千円のお手頃な宿から、一泊10万円を超える高級リゾートまで、本当に幅が広いのがバリ島。なかには、一泊数万円でプール付きのヴィラに泊まれることもあります。
予算に合わせて、ちょっと贅沢な日とお値打ちな日を組み合わせられるのが、リピーターならではの楽しみ方です。(具体的なエリアごとのおすすめや、ヴィラ・ホテル選びのコツは、第2弾でたっぷりお話ししますね。)
ここでご紹介した金額は、あくまでわが家の一例です。
航空券もホテルも、時期・予約のタイミング・為替によって大きく変わります。とくに年末年始は、1年でいちばん高いシーズン。
最新の料金は必ずご自身でご確認のうえ、計画を立ててくださいね。
まとめると、予算を抑えるコツは2つ。
①変動の大きい航空券を、できるだけ早めに押さえること。
②宿は、予算に合わせてメリハリをつけて選ぶこと。
この2つを意識するだけで、同じ「年末年始のバリ島」でも、ぐっと費用をコントロールしやすくなりますよ。
まとめ — 何度でも、また帰りたくなる場所
ここまで、航空券の取り方から空港選び、年末年始の気候、滞在エリアやヴィラとホテルの使い分け、滞在日数、持ち物や入国準備、そして予算感まで——次のバリ島を心地よくするための準備と計画を、リピーター目線でお伝えしてきました。
最後に少しだけ、私たち夫婦が「何度でもまた帰りたい」と思う理由を、忘れられない3つの思い出に乗せてお話しさせてくださいね。
① 年が明ける瞬間、街じゅうがひとつになる花火と、忘れられない初日の出
日本の年越しが、除夜の鐘の静かな響きなら、バリ島は、まるで正反対。
年が明ける瞬間、街じゅうから打ち上がる花火の音と光に包まれていると、その場にいる誰もが新しい年を喜んでいるのが伝わってきて、自然と胸が高鳴ります。街全体がひとつになるようなあの高揚感は、何度味わっても忘れられません。
そして忘れられないのが、初めて年末年始に訪れた年に見た初日の出。バリ島のこの時期は雨季なので、初日の出を拝められるのは限られた幸運なのですが、その日はホテルから、静かに昇る朝日を眺めることができました。
島へ帰ってくるたびに、「今年もまた、ここに来られた」という幸せが、じんわりと込み上げてきます。

② コースを眺めながらの朝食 — ハンダラでの休日
高原リゾート・ハンダラでの一日は、ゴルフ好きの私たちにとって特別。
緑のコースを眺めながらの朝食から始まり、ゆっくりウォーミングアップをしてラウンドへ。プレーを終えてお部屋に戻っても、窓の向こうにはずっとコースの景色が広がっていて……一日じゅう、好きなものに囲まれて過ごせる贅沢な時間です。
バリ島に通い続けるうちに、リゾート併設のゴルフ場は数えるほどになってきましたが、だからこそハンダラは、私たち夫婦にとって、ますますかけがえのない場所になっています。

③ 数年ぶりの再会と、初めてのプール付きヴィラ
コロナ禍を経て、数年ぶりにようやく実現した海外旅行。行き先はもちろん、大好きなバリ島でした。
このとき初めて、プライベートプール付きのヴィラに泊まったんです。誰にも気兼ねのいらない自分たちだけの空間で、青い空を見上げながら、プールサイドでただゆっくりと過ごす時間。
「ああ、やっぱりここが好き」と、心からそう思えた再会の旅になりました。


こうして思い返すと、どれも「特別なことをした」わけじゃないんですよね。
何度旅を重ねても、いつも思うことがあります。
それは日常を離れ、いつもとは違う景色や時間に身を置くこと。
それこそが旅の醍醐味であり、心に深く刻まれるかけがえのない思い出になっています。年末年始のバリ島は、私たち夫婦にとって、まさにそういう特別な時間なんです。
続きはこちら — ヴィラとホテル、わが家の「使い分け」(第2弾)
今回は準備と計画の全体像をお届けしましたが、第2弾では、この記事でも少し触れた「ヴィラとホテルの使い分け」を、わが家の実例をたっぷり交えて掘り下げています。
どんなときにヴィラを選び、どんなときにホテルを選ぶのか。50代夫婦の心地よい滞在のリアルを、詳しくお話ししています。
バリ島の記事は、ほかにもあります
ここまでは準備と計画のお話でした。実際に現地をどう回ったか、そして思いがけないトラブルにどう対処したかも、別の記事に書いています。
👉 バリ島カーチャーター観光|50代夫婦の手配・料金と1日モデルコース〔ハンダラ→サヌール〕
👉 英語ゼロでバリ島の診療所へ|Google翻訳とクレカ保険で乗り切った50代主婦の体験
👉 ゴルフバッグがロストバゲージ。「スポーツ用品は免責」でも諦めず交渉して補償を勝ち取った全記録
「次のバリ島、そろそろ計画してみようかな」——そう思っていただけたら、まずは航空券の相場をのぞいてみるのがおすすめです。
人気の時期は早くから動くので、気になり始めたタイミングが、いちばんの始めどきですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの次のバリ島を、ほんの少しでも心地よいものにするお手伝いになれば、これほどうれしいことはありません。それでは、
ここで、またお会いしましょう🌺

