アローハ!新潟在住50代主婦のレアかおです。
雪国住まいの私たちが毎年憧れるハワイで、2026年の今夏だけ使えるお得な移動手段を見つけました。
これまで、ワイキキからノースショアへの行き方といえば、レンタカー・オプショナルツアー・TheBus(路線バス)の3択でした。
でも、レンタカーは不安、ツアーは高い、TheBusは安くても乗り換えに時間がかかる——そんな方に朗報です。
ワイキキからノースショアへ、大人も子どもも1人往復$5の新しいシャトルが登場しました。
この記事では、次の3つをお伝えします。
私たち夫婦が実際に乗ってきた体験を、正直にレポートします。どうぞ最後までお付き合いください。

ワイキキからノースショアへ往復5ドル——E Noa Corporationの新シャトルとは
このシャトルを運営しているのは、ハワイのツアー会社「E Noa Corporation」。サービス名は「North Shore Huaka’i(ノースショア・フアカイ)」といいます。
「フアカイ(Huaka’i)」は、ハワイ語で「旅」。
ただ移動するのではなく、”ノースショアを旅する”——名前のとおり、そんな気持ちにさせてくれるシャトルでした。
2026年6月29日にスタートした、90日間限定の企画です。
料金は1人あたり往復$5(大人・子ども同額)。夫婦2人でも$10、家族4人でも$20です(手数料込み)。
「なぜそんなに安いの?」と思いますよね。
このシャトルには、ノースショアの地域経済を支援するというコンセプトがあります。
バスでは文化ガイド(Cultural Host)が地域の歴史や文化を案内しながら、地元のお店・カフェ・フードトラックへの訪問を後押ししてくれます(私たちのときは、ドライバーさんがガイドも兼ねていました)。
車内の案内はすべて英語ですが、身ぶりも交えて明るく話してくれるので、雰囲気は十分に伝わります。
観光客にワイキキだけでなくノースショアにも足を運んでもらい、地元にお金が回るようにしたい——そんな思いで生まれたサービスです。

ノースショアシャトルの料金と申し込み方法(日本から予約OK)
予約はE Noa Corporation(エノア)のウェブサイト(enoa.com)からオンラインで申し込みできます。
予約システムはFareHarborを使っています。
このシャトルの運営はエノアですが、ワイキキトロリーが提携して、日本語の予約ページ(waikikitrolley.com内)もあります。
私自身はenoa.comから申し込みましたが、日本語で内容をしっかり確認したい方は、「ノースショア・フアカイ」で検索してワイキキトロリーの日本語ページから予約するのがおすすめです。
困ったときに日本語で相談できる安心感がありますし、キャンセルの連絡も日本語の問い合わせページから行えます。
🌴 料金(大人・小児 同額)
🌴 申し込みの流れ
- enoa.com でノースショアシャトルを選択
- 日付・人数を入力
- 宿泊ホテルを選択(ピックアップ場所が変わります)
- クレジットカードで支払い → 予約確認メールが届く
クレジットカードの明細には「FH* E Noa Tours」と表示されます。当日のピックアップ場所や担当ドライバーの詳細は、前日にリマインダーメールで届くので安心です。
🌴 キャンセルについて
※価格・サービス内容は2026年7月時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
当日の流れ|ワイキキ8:30集合→ハレイワたっぷり自由時間→15時ごろ帰着
朝8時30分ごろから、ワイキキ各ホテルへのピックアップが始まります。
前日に届くリマインダーメールに、自分の集合時刻と場所が案内されるので、その通りに向かえば大丈夫です。
バスは3分以上待ちません。指定の乗り場には余裕を持って出ておきましょう。
🌴 1日のスケジュール(私たちが乗った日の実際の流れ)
| 時間 | 内容 |
| 8:30 | 集合(前日メールで案内された時刻) |
| 8:35 | ピックアップ(この時点で車内はすでに半分以上が乗車済み) |
| 9:00前 | 残りの乗り場を回り、ワイキキを出発 |
| 10:00頃 | ワイアルア到着(約1時間・地域体験) |
| 11:10 | ハレイワタウン到着(約2時間40分の自由時間) |
| 14:00頃 | ハレイワ出発 |
| 15:15頃 | ワイキキ各ホテルに到着(渋滞で前後します) |
ワイアルア・ハレイワでの時間は完全フリー。ショッピング、食事、地元のカフェやフードトラックを自分のペースで楽しめます。
ガイドつきウォーキングツアーや食事は含まれないので、飲食代と現地で使うお金は別途ご準備ください。
バスの車窓からは、山並みやサトウキビ畑、ノースショアの海岸線、ハレイワのサーフタウンの雰囲気が楽しめます(天候・状況により異なります)。
🌴 持ち物チェックリスト
ワイアルア・ハレイワで何をしたか
実際に乗ってみると、想像していた以上に盛りだくさんの1日になりました。ここからは、その日の様子をありのままにお伝えしますね。
乗車:案内より少し早くバスが来た
私たちのピックアップ時刻は、予約したときは8:43でした。
ところが前日に届いたリマインダーメールでは「8:30までにお越しください」と、少し早い時刻に。
そして当日、実際にバスがやってきたのは8:35でした。
前の章でお伝えした「バスは3分以上待たない」を、身をもって実感した瞬間です。
時刻が前後することもあるので、乗り場には、案内された時刻より少し早めに到着しておくのが安心です。
車両は40人ほど乗れる中型シャトルバスで、この日は合計34名が乗り合わせていました。
見た感じ、年代は20代から70代と幅広く、夏休み前ということもあってか小さなお子さま連れは見かけませんでした。
国籍は日本人が2〜3割、アメリカ人が中心、オーストラリア人のご家族の姿も。
この日は女性の方がドライバー兼ガイドを務めてくれて、運転しながらハワイの歴史や文化をいろいろ話してくれました。とてもフレンドリーで、日本や日本人のことがお好きなのが伝わってくる話しぶりでした。
ワイキキを出てワイアルアへ向かう車窓には、サトウキビ畑と、その奥にそびえる山並みが広がっていました。かつて製糖業で栄えたこの土地ならではの、のどかな風景です。


ドライバーさんのお名前を伺いそびれてしまったのが心残り……。
でも道中ずっと明るく話しかけてくれて、あっという間にワイアルアに到着しました。

ワイアルアでの1時間|刻印できる石鹸と、まさかのココナッツバター
10時頃、バスを降りて、まず訪れたのはノースショア・ソープファクトリーです。
ここで石鹸を買うと、「金づちで、好きな刻印を自分で押してくださいね」と。
トントントンと自分の手で模様を押していく、ちょっとした手作り体験が楽しくて、お土産にこの石鹸を選びました。

実はこのお店、円錐型の三角屋根をした、とても印象的な建物が目印なんです。
これ、もともとはサトウキビを絞ったあとに残る繊維「バガス」を保管していた建物なのだそう。
100年以上前の製糖産業の名残が、今では人気のソープファクトリーとして生まれ変わっているんですね。
ワイアルアのこの一帯は、かつて製糖工場の敷地だったそうで、町のあちこちにその面影が残っています。

続いて向かったのは、すぐ近くのワイアルア・コーヒー。
ハワイ各地のコーヒーが試飲できるほか、ジャムなどのお土産も充実していました。
私たちが選んだのは、コーヒーではなくオリジナルのココナッツバター。試食してみたら想像以上においしくて、即お土産に決めました。
このシャトル、実はスタンプラリー付きでした
実は乗車のとき、1人1冊のスタンプ帳(パスポート)が配られていたんです。
表紙には「North Shore Huaka’i」のロゴ、中には「あなたがここで1日を過ごすことは、地元の家族や小さなお店を支えることにつながります」というメッセージが英語で綴られていました。
提携しているお店で買い物や飲食をすると、その場でスタンプを押してもらえ、5個集めるとギフトがもらえるという、うれしいおまけつき。
そして、ここが大事なポイント。
このシャトル、帰りの便に乗るためには「地元のお店で買い物をした証明」が必要なんです。とはいえ、ワイアルアとハレイワを楽しんで、ランチを食べたりお土産を買ったりしていれば、スタンプは自然と貯まっていきます。
身構える必要はまったくなくて、楽しみながら集めるうちに気づけば5個、という感じでした。
私たちも、ワイアルアの2店(ノースショア・ソープファクトリー〔石鹸$6.97〕・ワイアルア・コーヒー〔ココナッツバター$9.16〕)でお土産を買って、ここで早くも2つ貯まりました。
ハレイワでの2時間40分|行列を避けて、新しいお店を開拓
11時すぎ、バスはカメハメハハイウェイ沿いの入り口から、海側へ向かってハレイワの町へと入っていきます。
昔ながらのオールドタウンの雰囲気が広がり、駐車場の少し手前には、緑色の趣ある郵便局の姿も。何度もハワイを訪れている私たちにとっても、「変わらない懐かしさ」を感じる街並みです。
ほどなくバスは、ハレイワタウンセンターの駐車場に到着しました。

最初に向かったのはPatagonia Haleiwa店。
実はこれ、今回のノースショア行きで夫がいちばん楽しみにしていた場所でした。ハレイワ限定ボトルやTシャツ、帽子を購入。
さて、お腹も空いてきたところ。お昼は、有名なジョバンニのガーリックシュリンプをと思っていたのですが……着いてみると長い行列。
何度も食べたことのある味だったこともあり、「時間がもったいないな」と判断して、思い切って別のお店を開拓することにしました。

そして、たどり着いたのはキラータコス。
フィッシュのソフトタコス($8.35・チップ込み)をいただきましたが、店名の「キラー」は伊達ではなく、想像以上の辛さにびっくり——それでも、しっかり美味しくいただきました。

甘いものが恋しくなって向かったのはHI Pie Bakery + Cafe。
パイナップルクリームパイ($10.42・チップ込み)を注文。甘さ控えめでさっぱりとした生地に、パイナップルの果肉の酸味と、程よい甘さの生クリームのバランスが絶妙でした。「アメリカのスイーツ=甘すぎる」というイメージが、いい意味で裏切られた一皿です。

最後はThe Bird’s Nest – Craft Coffeeで一休み。
赤いヴィンテージのガソリンポンプが飾られた、こぢんまりとおしゃれな店内には、パソコンで仕事をする方や赤ちゃん連れのママの姿もあり、地元に根づいたカフェという印象。ラテとアイスコーヒーをいただきながら、ゆっくり過ごしました。

この3店すべてがスタンプラリーの提携店。ここで合計5個のスタンプが揃いました。
5個集めると、まさかのギフトが
13:50、バスに戻るタイミングでスタンプ帳を見せると、ノースショア・ソープファクトリーの石鹸(5種類から1つ)またはミニジャムを選んでプレゼントしてもらえました。
正直に言うと、このギフト自体が、往復$5のシャトル代より価値があるくらいのボリューム。
私たち以外にも、スタンプを揃えてギフトを受け取っている方をたくさん見かけました。

ちなみにスタンプの提携店は、人気店の近くと、少し離れた場所にバランスよく配置されている印象でした。意識して集めようとすると、自然と町のあちこちを歩くきっかけになります。
帰りのバス|金曜の渋滞で、到着は15時すぎ
ハレイワ出発は14時ごろ。走り出したバスの車窓からは、サーフボードがずらりと並ぶ老舗ショップなど、サーフタウンならではの街並みが流れていきます。

ワイキキへの帰着予定は14:50でしたが、金曜日で道が混んでいたこともあり、実際の到着は15時すぎでした。
ドライバー兼ガイドさんは、帰りのバスでも最後まで変わらずハワイの話を続けてくれて、夫も「これだけの知識でずっと話し続けられるなんて」と感心するほど。一方で、車内の他の乗客の多くは、心地よい疲れからか、うとうとと眠っている方もたくさんいました。
ノースショアシャトルに乗ってみた正直な感想と注意点
一言でまとめると——往復の価値は、大いにありました。
結論:$10でも$15でも乗りたい
「$5じゃなくて、$10でも$15でも乗りたいね」——これは大げさでなく、帰りのバスの中で夫婦で実際に話していた本音です。
今夏のハワイに行く予定があるなら、間違いなくおすすめできるシャトルでした。
その人気は数字にも表れていて、私がこの記事を書いている2026年7月中旬の時点で、ワイキキ発は9月末までキャンセル待ち。毎日ほぼ満員という盛況ぶりです。
もし乗ってみたいなら、予定が決まり次第、早めに予約しておくのが安心です。
🌴 良かった点
🌴 気になった点・注意したいこと
正直なところ、「ここが残念だった」という点はほとんど見つかりませんでした。強いて挙げるなら—
・乗り場には予定時刻より早めに到着しておきましょう(当日、予定より早くバスが来ることもあります)。
・スタンプは、お店を楽しんでいれば自然と貯まります。
・ビーチでゆっくりしたい方は、ハレイワタウンセンターから海側へ歩く時間も予定に組み込んでおくと安心です。
・名物のフリフリチキン(Ray’s)が目当てなら、土日限定なので週末を狙って。
まとめ:こんな人にこそ乗ってほしい
このシャトルが単なる「お得な移動手段」ではないと気づいたのは、ハワイのある出来事を知ったときでした。
このシャトルが生まれた、もうひとつの理由
実はこのノースショアシャトル、観光客にお得な移動手段を提供するためだけに生まれたわけではありませんでした。
2026年3月、ハワイを「コナ・ロー」と呼ばれる記録的な大雨が襲った時期があったそうです。現地に25年住んでいるという方が「これほど降ったのは初めて」と語るほどの規模で、ハレイワ・ワイアルア一帯は大きな水害の被害を受けたとのこと。
このシャトルには、そんな地域の復興を後押しする目的も込められています。観光客をノースショアの地元店に呼び込むことで、地域経済を支える——そんな仕組みになっているのです。

$5を払って乗るだけで、誰かの力になれるかもしれない。
そう思うと、このシャトルが、より一層特別なものに感じられました。
こんな人にこそ、乗ってほしい
この記事のポイントをふりかえると——
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。この夏、ハワイに訪れる予定の方の参考になれば幸いです。
ここで、またお会いしましょう🌺

