こんにちは、新潟在住・50代主婦のレアかおです。
「ハワイ、ずいぶん高くなったよね」
ここ数年、本当によく聞く言葉です。
円安に物価高。ニュースを見ても、ネットを見ても、「ハワイは高い」という話ばかり。
でも、久しぶりに行こうと決めて航空券を取った私が、いちばん知りたかったのは、もっと単純なことでした。
「で、実際いくらかかるの?」
前回オアフ島を訪れたのは2018年10月。約8年ぶりです。
ハワイへ行くのはこれで20回を超えます。
それでも今回は、昔の感覚のままでは通用しないことがいくつもありました。
値段も変わった。支払い方も変わった。チップの感覚も、少し変わった。
そして私自身、現地で「これは余計に払ったな」という失敗もしています。
今回は、払ったお金を全部記録しました。レシートも、カードの履歴も、両替のレートも。
「ハワイは高くなったらしい」で終わらせず、実際にいくら使ったのかを、自分たちの旅で確かめてみようと思ったのです。
この記事でわかること
「久しぶりにハワイへ行きたい。でも、今はいくら用意すればいいんだろう?」
そんな方の目安になればうれしいです。
まず、8年でどれだけ変わったか
高くなったことは、私も感じています。
でも「何が、どれだけ」は、あまり見かけません。
前回オアフ島を訪れたのは、2018年10月でした。
それから8年近く。
同じものが、いくらになっていたか。調べて、並べてみました。
そうしたら、思っていたのと違ったのです。
以下、112円87銭(欧州中央銀行が公表しているその月の平均)、2026年7月は163円5銭(私が実際に両替したレート)で計算しています。
① 泊まる・移動する ── 1.5倍台
| 2018年 | 2026年 | ドルで | 円で | |
| ホテル(ワイキキ・1泊平均) | 233ドル76セント | 252ドル47セント | 1.08倍 | 1.56倍 |
| バス1回(HOLOカード) | 2ドル75セント | 3ドル | 1.09倍 | 1.58倍 |
※バスはTheBus公式より
ドルの値段は、ほとんど動いていません。8年で8%〜9%です。
ワイキキのホテルは、ドルで見れば8年で8%しか上がっていませんでした。
私はここで、いちばん驚きました。
「ハワイのホテルは高くなった」と思い込んでいたのです。
② 食べる ── 2倍前後
| 2018年 | 2026年 | ドルで | 円で | |
| ビッグマック(アメリカの平均価格) | 4ドル62セント | 6ドル22セント | 1.35倍 | 1.94倍 |
| ロコモコ(レインボードライブイン) | 7ドル50セント | 12ドル75セント | 1.70倍 | 2.46倍 |
※ロコモコはお店の公式メニュー(2018年ぶんはインターネットアーカイブに残っていた同年6月の版)
ビッグマックの数字は、アメリカ全体の平均です。
ハワイは食べものの多くを島の外から運んでいるので、店頭の値段はこれより高くなります。
ここで見ていただきたいのは金額そのものではなく、8年でどれだけ動いたかのほうです。
こちらは、ドルでも上がっています。
③ 観光地に入る ── 5倍から7倍
| 2018年 | 2026年 | ドルで | 円で | |
| ハナウマ湾 入場料 | 7ドル50セント | 25ドル | 3.33倍 | 4.82倍 |
| ダイヤモンドヘッド 入場料 | 1ドル | 5ドル | 5.00倍 | 7.22倍 |
ダイヤモンドヘッドの「当時1ドル」は、私が行った当時の記憶とも一致しています
ドルで3倍、5倍。
円安どころの話ではありません。
同じ8年、同じ島の話です。
それなのに、1.56倍のものと、7.22倍のものがある。
「ハワイが高くなった」——それは本当です。
でも、全部が同じように上がったわけではありませんでした。
では、この差はどこから来ているのか。
分けて見ていくと、はっきりします。

「高くなった」には、3つの層があります
さきほどの3つのグループ。
なぜ、あそこまで差がついたのか。
理由は、値上がりの「層」が、グループごとに積み重なっているからでした。

ひとつずつ、お話しします。
① 円安 ── これは、すべてに等しくかかります
2018年10月、1ドルは112円87銭ほどでした。
2026年7月、私が実際に両替したときは163円5銭です。
約1.45倍。
つまり——ハワイの値段が1セントも上がっていなくても、私たちの財布からは1.45倍のお金が出ていきます。
ホテルとバスが「1.5倍台」だったのは、これだけがかかっていたからです。
ドルでは8%しか上がっていないのに、円では1.5倍。
上がったぶんの、ほとんどが円安でした。
② 現地の値上げ ── 食べるものに、はっきり出ています
ここに、もう一枚が乗ります。
ビッグマックが1.35倍、ロコモコが1.70倍。
ドルの値段そのものが上がっているのです。
外食が上がる理由は、材料費だけではありません。
アメリカでは、働く方のお給料も上がっています。
レストランの値段には、それがそのまま乗ります。
そしてチップも、値段が上がればその分だけ増えていきます。
だから、食事は「円安+現地の値上げ」の二重になります。
🍔 世界共通の「ものさし」で見てみます
世界の物価を比べるとき、ビッグマックの値段がよく使われます。
どの国でもほぼ同じものが売られているからです。

円で払うと1.94倍。
その差が、そのまま円安です。
そして、日本との開きはこうなりました。
③ 仕組みの変化 ── 表示価格の「外側」が変わりました
3枚目は、値段の話ではありません。
メニューや看板に書かれていない部分が変わっています。
(A) チップ ── 私が置く額が、変わりました
2018年に来たときの感覚では、こうでした。
| お店 | チップの目安 |
| 気軽なお店 | 10%くらい |
| ちょっときちんとしたお店 | 15〜18% |
| サービスが手厚い上質なお店 | 20% |
私は、だいたい15%を目安に払っていました。
ところが今回は、20%くらいがだいたいの基準という感覚でした。
私も、レストランでは20%を目安に上乗せしています。
「チップの相場が上がったんだな」——そう思っていました。
でも、調べてみたら、違いました。
アメリカの決済端末の会社が、全米17万店舗あまりのデータを公開しています。
それによると——フルサービスのレストランのチップは、2018年からずっと19〜20%。
ほとんど動いていませんでした。
※このデータは、支払い端末の会社が公開しているカード決済の集計で、現金でのチップは含まれていません。
またアメリカ全体の数字で、ハワイに限ったものではありません。
上がっていたのは、相場ではありませんでした。変わったのは、私のほうでした。
2018年に15%を目安にしていた私は、当時から少し低めだったということになります。

20回通っていても、こういうことがあるんですね…
チップは、決まりごとではありません。
あくまで心付けなので、お店によっても、その日のサービスによっても、払う方によっても変わります。
「これが正解」というものはありません。
それでも、メニューの値段が1セントも変わらなくても、自分が置く額が変われば、払う総額は増えます。
(B) 観光地の料金が、別建てになりました
人気の観光地は、行けば入れる場所ではなくなりました。いまは事前予約が要ります。住んでいる方と、旅行者とで、扱いが分かれるようになったのです。
どこが、いつから変わったのかは、あとの章でお伝えします。
(C) 払い方で、値段が変わるようになりました
バスは、2026年7月の改定で現金だけが値上がりしました。
カードで払う人が優遇されています。
同じ場所へ行くのに、払い方で値段が変わる。
これも、メニューには書かれていない変化でした。
私も、バスの乗り継ぎ時間で、実際につまずいています。
そのお話は、あとの章で。
3つが重なると、こうなりました
オアフ島の売上税は4.712%。それにチップが乗ります。
メニューに「10ドル」と書かれたお料理で、計算してみます。

1ドルの体感が、136円から205円になりました。
だから今回、私はこう考えるようになりました。
メニューに「10ドル」と書いてあったら、日本円で2,000円。
ドルの数字を、そのまま2倍する。
これは税と、チップを2割で見た場合の目安です。
チップをどうするかは、その方しだい。
それでも、多めに見ておいたほうが、あとで慌てずに済みました。
数字にできなかったけれど、いちばん驚いたこと
ABCストアで、いつも2リットルの水を買います。
前は、1ドルくらいでした。今回は、2ドル前後。
円にすると、100円くらいだったものが、300円くらいになった感覚です。
こちらはレシートが残っていないので、私の記憶によるものです。
ほかの数字と違って、確かめられる出典がありません。それでも、滞在中いちばん「高くなった」と感じたのが、この水でした。
わたしの1ドルは、163円5銭でした
ここまで「1ドル163円5銭で計算しています」と書いてきました。
この数字が、どこから来ているかをお伝えします。
私は今回、両替所を一度も使っていません。空港でも、街でも。
代わりに使ったのがWiseです。
7月9日と11日に、5,000円ずつ替えました。
払った円を、受け取ったドルで割ると——1ドル163円5銭。手数料は0.64%でした。

今回、支払いには3つを使い分けました。
同じ週に、同じ島で使ったので、そのまま比べられました。
| 1ドルあたり | 100ドル払うと | |
| Wise | 163円5銭 | 16,305円 |
| JAL Pay | 166円18銭 | 16,618円(+313円) |
| JALカード | 168円56銭 | 16,856円(+551円) |
100ドルで551円の差。1,000ドル使えば、5,500円ほど違います。
意外だったのは、もとになるレートは3つともほとんど同じだったこと。
違ったのは、そこに何%上乗せされるかでした。
「どこのレートが良いか」ではなく、「手数料がいくら乗るか」の違いでした。
ただし——JAL PayとJALカードには、マイルが付きます。
Wiseには付きません。
マイルを入れると、答えが変わります。
3つをどう使い分けたのか、マイルを入れるとどこで逆転するのか。
そして初日にWiseで支払えなかった話も——今後、別の記事でお伝えしていきます。
現金は、いくら持っていったか
ハワイに行くと決まってから、いちばん最後まで迷っていたのが、これでした。
「現金って、いくら持っていけばいいんだろう」
カードが使えることは知っています。
でも、チップは。バスは。小さなお店は。
調べてみても「少し多めに持っていくと安心です」としか書かれていなくて、その「多め」がいくらなのかは、どこにも書かれていませんでした。
そこで今回は、現金がいくら要ったのかも、実際に記録してみました。
持っていったのは241ドル。使ったのは29ドル55セント
使ったのは、持っていった額の12%だけでした。
しかもこの241ドル、今回のために両替したお金ではありません。
前にハワイへ行ったときの残りを、そのまま持っていっただけです。
つまり今回、私は1ドルも両替していません。
| 金額 | 円(1ドル163.05円) | |
| 持っていった現金 | 241ドル | 約39,300円 |
| 実際に使った額 | 29ドル55セント | 約4,818円 |
| 使わずに帰ってきた額 | 211ドル45セント | 約34,480円 |

残りの3万4千円は、ただ、お財布の中で眠っていました…
現金を使ったのは、たった2回でした
これだけです。
5日間ハワイにいて、食事も買い物もして、バスにも何度も乗って、現金を出したのはこの2回だけでした。
| 現金払いをしたところ | 金額 |
| HOLOカードの発行と、最初のチャージ | 15ドル(夫婦2枚ぶん) |
| 高橋果実店で買ったカットパイナップル | 14ドル55セント(13.99ドル+税) |

なぜ、これで足りたのか
あとから理由を考えてみて、気づいたことがあります。
チップを現金で渡す場面が、今回はひとつも起きなかったのです。
ハワイでチップが必要になる場面を、思いつくかぎり並べてみます。
| チップが必要な場面 | 今回のわが家 |
| ✅ 部屋を清掃してもらう | ☑️ タイムシェアで、毎日の清掃が入らなかった |
| ✅ ポーターに荷物を運んでもらう | ☑️ 自分たちで運んだ |
| ✅ ホテルスタッフにタクシーを呼んでもらう | ☑️ タクシーに乗らなかった |
| ✅ バレットパーキングに車を預ける | ☑️ レンタカーを借りなかった |
| ✅ レストランで食事をする | ☑️ カードの伝票に書き足せた |
現金で当てはまるものは、ひとつもありませんでした。
実は今回、チップ用にと1ドル札を用意して行きましたが、一度も使えませんでした。
理由は、このあとの「移動」の章にあります。
タクシーにも、レンタカーにも乗らなかったので、ホテルスタッフにも、車を預ける係の方にも、渡す場面そのものがありませんでした。
残るはバス代ですが、こちらはHOLOカードで乗りました。
現金で支払ったのは、カードを作るときと最初のチャージだけ。
そのあとの追加チャージは、HOLOの公式サイトからWiseで済ませています。
よく見かけるアドバイスです。でも、上の表で、あなたの旅にいくつ当てはまるか。それによって、必要な枚数は変わります。
でも、ゼロにはできませんでした
ワイキキのビーチウォーク通りに、高橋果実店というお店があります。
1982年に、日系2世のヘンリー・タカハシさんが始めた果物屋さんです。
看板には「高橋果実店」と「HENRY’S PLACE」が並んでいて、日本語のほうが大きく出ています。
歩いていれば、まず見落としません。
ここのパイナップルが私たちは大好きで、久しぶりに寄りました。
カットしてもらったパイナップルが13ドル99セント。税を入れて、14ドル55セントほど。
このお店は、現金しか使えませんでした。
※2026年7月時点の情報です。

これが食べたくて寄ったので、買えなかったら悲しかったです
昔ながらのやり方が残っていて、そこがまた良いのですが——もし現金を持っていなかったら、私はこのパイナップルを買うことができませんでした。
カードがどれだけ使えるようになっても、こういうお店は残ります。
そして、こういうお店のほうが、旅の思い出になったりします。

結論:現金が要るのは、2つの場面だけでした
今回の5日間を振り返ってみると、現金が必要になる場面は、2つに整理できました。
① 現金しか使えないお店
高橋果実店の14ドル55セント。これは、現金でなければ買えませんでした。
② チップ
今回は、ひとつも起きませんでした。でも旅のしかたが違えば、ここに何度も現金が要ります。
部屋を清掃してもらう、荷物を運んでもらう、タクシーを呼んでもらう、車を預ける——その一つひとつが、チップです。
そして、お恥ずかしい話をひとつ。
HOLOカードは、実はカードでも買えたのです。
私はカードでの支払い方法が分からなくて、現金で払っただけでした。

その場で慌ててしまって…現金のほうが早かったんです
つまり——5日間のハワイで、本当に現金でなければ買えなかったのは、パイナップル1個ぶんの14ドル55セントだけだったことになります。
現金が要るのは、「現金しか使えないお店」と「チップ」。この2つだけです。
では、いくら持っていけばいいか
考える材料は、2つです。
私の場合なら、50ドルもあれば十分でした。
241ドル持っていって、使ったのは29ドル55セント。8割以上が、出番のないまま帰ってきました。
カードなら、なくしても止められます。現金は止められません。「多めに持っていけば安心」だと思っていましたが、持ちすぎることが安心とは限らない——今回、そう感じました。
ただし、海外で使えるカードを用意していないなら、この話はまるごと当てはまりません。カードが使えることが、大前提です。
「現金は要りません」ではありません。「現金でしか買えないものが、まだあります」です。
移動には、ほとんどお金をかけませんでした
前にハワイへ来たときは、空港からホテルまでシャトルかタクシーを使っていました。
1日だけレンタカーを借りて、島を回る日もつくっていました。
今回は、どちらもやめました。
使ったのは、この5つです。
| 移動手段 | かかったお金 |
| ザ・バス(空港の往復・街なかの移動) | 1回3ドル |
| ワイキキトロリー ピンクライン | JCBカードの特典で無料 |
| HiBus(ハイバス)アラモアナルート | JALOALOカードの特典で無料 |
| ノースショアシャトル(往復) | 5ドル |
| レンタカー | 借りませんでした |
ノースショアへも、シャトルで日帰りしました。
往復5ドルの新しい乗り合いバスで、詳しくは別の記事でお伝えしています。
お金を払ったのは、バスとノースショアシャトルだけです。
今回バスを選べたのは、出発前に調べていて、あることが分かったからでした。
2025年10月から、バスにスーツケースを持ち込めるようになっていました。
以前は、膝の上か座席の下に収まる荷物だけ。
大きなスーツケースは乗せられませんでした。
それが変わっていて、実際にスーツケースを持った方が、何人も乗っていらっしゃいました。
そのうえで、バスにした理由がふたつ。
ひとつは、久しぶりのアメリカでの運転が、単純に怖かったこと。
もうひとつは、物価が上がっていて、削れるところは削りたかったことです。
空港からワイキキまで、夫婦2人で往復すると——バスなら約1,957円。タクシーなら約15,000円。
バスにしただけで、13,000円ほどの差になりました。

移動を変えたら、ほかのものまで安くなりました
前の章で、チップを現金で渡す場面がなかったとお伝えしました。
バスとトロリーだけで動いていると、チップを渡す機会そのものが、基本的にはあまり訪れないのです。
バスにしたのは、お金と、運転の不安。それだけの理由でした。
でも、実際に浮いたのはバス代だけではありませんでした。
バスの乗り方や、HOLOカードの作り方、私がやらかした乗り継ぎの話は、別の記事でくわしくお伝えしています。
20回通って、いちばん変わったと思うこと
値段の話を、ここまでしてきました。
でも——今回いちばん驚いたのは、値段ではありませんでした。
行き方そのものが、変わっていたのです。
「行けば入れる」ではなくなりました
ダイヤモンドヘッドは、2022年5月から、ハワイに住んでいない人は事前予約が必要になりました。
以前は、行けば入れました。
朝、思い立って、バスに乗って、1ドル払って登る。そういう場所でした。
ハナウマ湾は、2021年から予約制になっています。
入場料は25ドル、車で行くなら駐車場が3ドル。
こちらも、思い立って行ける場所ではなくなりました。
ただ——今回、私たちはどちらにも行きませんでした。
この記事を書きながら調べていて、予約制になっていたことを知ったのです。

もし、予約なしで行っていたら…と思うと、ぞっとしますよね。。
変わっていたことは、ほかにもありました
この旅で、私が「前と違う」と気づいたことを、まとめてみました。
| 以前 | 2026年7月 | |
| ダイヤモンドヘッド | 行けば入れた | 事前予約が必要(2022年5月〜) |
| バスの荷物 | 大きなスーツケースは不可 | 持ち込める(2025年10月〜・暫定) |
| バスの乗り継ぎ | 2時間半 | 2時間(2026年7月〜) |
| バスの運賃 | 現金もカードも同じ | 現金だけ値上がり |
| 空港への鉄道 | なかった | スカイラインが開通 |
この5つのうち、4つは2022年以降に変わっています。
「前に行ったときの知識」は、思っているより早く古くなります。
スカイラインは、ワイキキ泊にはまだ早いようです
「ハワイに鉄道ができるらしい」——その話を聞くようになって、もう10年以上になります。
2018年に来たときには、すでに空港から西のカポレイ方面で工事が始まっていました。
それが今回、本当に走っているのを見て——「時が経ったんだな」と、しみじみしました。
ただ、ワイキキに泊まる人にとっては、いまはまだ使いどころが難しいというのが、行ってみた実感です。
最終日、こんなことを考えました。
ワイキキからバスに乗って、空港の一つ手前のバス停で降りれば、一区間だけスカイラインに乗って空港まで行ける。同じ3ドルで。
結局、やめました。
乗り換えが面倒になってしまったのです。


走っている姿を見られただけでも、うれしかったです♪
延伸は決まっています。
ダウンタウン方面へ延びる工事の様子は、バスで通るときに見えました。
ただ——ダウンタウン手前まででも2031年から2032年ごろ、アラモアナセンターまでは時期が決まっていません。
ワイキキ方面は、2026年2月に市議会で検討が始まったばかりです。
総工費も、着工時の約50億ドルからすでに約100億ドルにふくらんでいます。
いま予定を立てるなら、スカイラインは「あてにしない」ほうがよさそうです。
次に行くときには、何らかの形で乗ってみたいと思っています。
そして私は、実際につまずきました
乗り継ぎは2時間半だと思い込んでいました。
2時間に変わっていたことを知らずに、3ドル余分に払いました。
20回以上通っていても、こうです。

「知っているつもり」がいちばん危ないですね…💦
だからこの記事では、日付を入れて書くようにしました。
「2025年10月から」「2026年7月から」と。
あなたがハワイに行かれる頃には、また変わっているかもしれないからです。
ルールは、行くたびに変わっています
バスの運賃も、荷物のルールも、乗り継ぎの時間も。
ワイキキトロリーのルートさえ、行くたびに少しずつ変わっています。
だから、行く前のチェックだけは、何度行っても必要です。
入国の決まりも含めて、「前と同じだろう」と思わないこと。

20回以上行っても、毎回どこかが変わっているんですよね。
これから行かれる方へ
最後に、私が今回やってよかったことを、順番にまとめます。
① まず、海外で使えるカードかスマホ決済を用意する
今回、いちばん助かったのはここでした。
どちらもなければ、現金を大量に持つことになり、レートも手数料も選べません。
大事なのは、どれを選ぶかより——選んだものに、何%上乗せされるかを知っておくことです。
私の場合、いちばん安い方法といちばん高い方法で、100ドルあたり551円の差が出ました。
そして——スマホで支払うご予定なら、もうひとつだけ。
出発前に、かざしたときに最初に出てくるカードを確認してください。
私はここでつまずきました。
iPhoneならApple Payの「メインカード」、Androidならお使いのタッチ決済アプリの設定です。
1分で済みます。
② 現金は、少しだけ
私の場合は、50ドルもあれば足りました。(チップが何回発生する旅かによって変わります)
現金しか使えないお店は、まだあります。
でも「多めに」持っていく必要は、私にはありませんでした。
③ 予約が要るものを、先に調べる
ダイヤモンドヘッドも、ハナウマ湾も、行くと決めたらまず予約です。現地で気づいても遅いので。
④ HOLOカードを作って、その日のうちにネット登録
空港のスカイラインの駅で買えます。登録さえしておけば、残高確認もチャージもオンラインで済みます。
⑤ 持っているカードの特典を、出発前に確認する
JCBならワイキキトロリーのピンクライン、JALの航空券ならJALOALOカード。
知らないと、払わなくていいお金を払います。
ハワイは、確かに高くなりました。
でも、上がり方はバラバラでした。
円安は避けられません。
でも、どこで払うか、何に乗るか、いつ予約するかは、選べます。
絞るところは絞る。無理なく絞る。
そして、そのほかで楽しむ。
私は今回、そうやって過ごしました。
20回通って、変わったもの、変わらなかったもの
8年前と比べて、ハワイの物価は確かに高くなりました。
買い物も、日本円に直すと以前よりずっと高く感じます。
商品によっては、ドルの値段そのものも上がっていました。
特に変化を感じたのは、食事です。
2018年の写真を見返してみました。
そこには、思っていた以上に、たくさんの食事の写真が残っていました。
特別なレストランだけではありません。
出かけた先で気になったものを食べたり、少し休みたくなったらコーヒーを飲んだり。
その日の気分で、気軽に外食していました。






ところが今回、外で食事をしたのは数えるほどでした。
しかも、利用したのはファーストフードや、通常より少し安く楽しめるハッピーアワーが中心です。
本格的なランチやディナーを、以前のように思い切り楽しんだわけではありません。
値段を見て、「今日はやめておこう」と思ったこともありました。
アイランドヴィンテージコーヒーのアサイーボウル。
私はこれが大好きで、2018年にも食べています。
今回もまた食べたいと、ずっと思っていました。
メニューの前で、しばらく立っていました。
そして——やめました。

以前は「今日は何を食べよう」と考えていたのに、今回は「ここで食べたら、日本円でいくらになるだろう」と、先に値段を考えてしまう。
もちろん、スーパーで買ったものをお部屋で食べるのも、ハワイでの一つの過ごし方です。
そして——部屋で食べること自体は、今にはじまったことではありません。
私たちは2018年も、今回も、タイムシェアに泊まっています。
キッチンがあるので、食材を買ってきて作る日も、テイクアウトを部屋で食べる日も、もともと多かったのです。

変わったのは、そこではありませんでした。
部屋で食べる日もあれば、外で食べる日もある。
2018年は、その両方ができていました。
それでも、昔のハワイを知っているだけに、少し寂しさが残りました。
わたしが今回いちばん変わったと感じたのは、値段だけではありません。
気になったお店へふらりと入り、食べたいものを気軽に注文する——そんな旅の自由さが、以前より小さくなったことでした。
それでも、変わらなかったもの
8年前と、何ひとつ変わっていないものもありました。
ハワイの人たちの温かさです。
日本でいう「おもてなし」とは、少し違うように思います。
もっと自然で、もっと近くて、困っている人がいたら、さりげなく手を差し伸べてくれる。
わたしがハワイで感じるのは、「コクア」という言葉に近いのかもしれません。
ハワイの言葉で、助け合い、思いやりといった意味だそうです。
誰かに親切にしてもらったとき、ただサービスを受けたというより、人の温かさに触れたような気持ちになります。
そして、ハワイの自然も変わっていませんでした。
空港に降り立った瞬間に感じる、あのハワイの香り。
遠くに見えるダイヤモンドヘッド。
肌に触れる風。強い日差しのなか、ときどき降り注ぐ雨。
その一つひとつが、「またハワイに来たんだ」と思わせてくれました。
値段は変わりました。
旅の仕方も変わりました。けれど、ハワイの人たちの温かさと、そこに流れる風や自然は、8年前と変わっていませんでした。
だから、物価が高くなったと分かっていても、また来たいと思うのだと思います。

次に行かれるあなたが、安心してハワイを楽しめますように。
ここで、またお会いしましょう。🌺





