バリ島サヌールの過ごし方|50代夫婦の“街歩き”1日モデルコース〔グルメ・ビーチ・極上スパ〕

バリ島サヌールの過ごし方|朝焼けのビーチ遊歩道とバリ島のバロン像 バリ島

こんにちは、新潟在住・50代主婦のレアかおです。

前回のゴルフ編まで、わが家の“アクティブなバリ”をお届けしてきました。今回は趣を変えて、のんびり過ごす【サヌール編】です。

何度通っても「やっぱりここに戻ってきたい」と思うのが、サヌール。朝日がのぼる静かな海辺の街で、私たち夫婦にとっては“第二のホーム”のような場所です。

「観光地をいくつも回るより、ひとつの街でゆっくり過ごしたい」。そんな旅が好きな方に、サヌールはぴったりです。派手な観光をしなくても、徒歩でのんびり満たされる一日が過ごせます。

この記事でわかること

  • 🌅 朝から夜までの「1日モデルコース」(お店の名前つき)
  • 🚶 徒歩+ときどきGrabで回る、サヌールの歩き方
  • 💆 一日のハイライト、夕方の極上スパ

それでは、サヌールの一日へご案内します。


なぜサヌール?|リピーター夫婦が通い続ける4つの理由

サヌールの滞在ホテルのプールと南国の庭
拠点にしたホテルのプール(写真は部屋専用のプランジプール)。歩き疲れた日は、ここでのんびり。

何度もバリを訪れてきた私たち夫婦が、サヌールを”定宿エリア”に選ぶ理由。それは——「観光する場所」ではなく「暮らすように過ごせる場所」だからです。

バリ島と聞いて多くの方が思い浮かべるのは、クタやスミニャックといった、南部の海沿いエリアかもしれません。でもサヌールは、そのどれとも少し違います。
リピーターの私たちが感じる、サヌールならではの魅力はこの4つです。

  • とにかく、のんびり
    クタのような喧騒やしつこい物売りが少なく、時間がゆっくり流れています。
  • 朝がきもちいい“朝日の街”
    サヌールは島の東がわ。クタやスミニャックが「夕日」なら、サヌールは「朝日」。早起きしてビーチを歩くだけで、一日が特別になります。
  • 徒歩でぜんぶ回れる近さ
    お気に入りのカフェも、ローカルなワルンも、スパも、ビーチも、ほとんどが歩いていける距離。だから”暮らすように”過ごせます。
  • 老舗リゾートの安心感
    サヌールはバリでもっとも歴史のあるリゾートエリア。だからこそ、何度きても変わらない居心地のよさがあります。

私たちには、サヌールに来るたびに必ず泊まるお気に入りの定宿(サヌール・リゾート・ワトゥジンバル)があります(このホテルのことは「第2弾・ホテル&ヴィラ編」にくわしく書いています)。

同じ宿に「ただいま」と帰り、同じ街を歩く——それが、私たちの旅のスタイルになりました。

レアかお
レアかお

何度も通ううちに、サヌールはいつのまにか「観光地」ではなく、「帰る場所」に変わっていました。


<ざっくり地図>サヌールの1日は、徒歩でほぼ完結します

サヌールの過ごし方を一枚にすると、こうなります——拠点(ホテル)を中心に、朝ごはんもスパもビーチも”歩いていける距離”。
少し離れたお店だけ、配車アプリのGrabでサッと。
これが、サヌールのいちばん気楽なところです。

サヌールの主要スポットと徒歩・Grab移動のイメージ地図
※方角や距離はおおよそのイメージです。

そして、1日の流れを表にするとこんな感じです。

時間帯すること立ち寄る場所
① 朝(涼しいうち)ビーチ遊歩道を散歩
→朝ごはん
ビーチ遊歩道
→Lilla Warung
② 昼ホテルのプールでのんびり
→ローカルなワルンでランチ
ホテル
→・Warung Saro(Grab利用)
→・Warung Stall Rainbow
③ 午後街歩き・お買い物
→甘いものでひと休み
メイン通り
→Tukies(アイコンバリ内)
④ 夕方スパで1日の疲れをリセット
【いちばんの楽しみ】
The Nest
⑤ 夜お気に入りのお店でのんびり
ディナー
・Lilla Warung
・Warung Saro(Grab利用)
・Lilla Pantai(Grab利用)
・疲れた日はホテルのビュッフェ
レアかお
レアかお

この表、じつは”ゆるさ”がポイント。
予定を詰め込まないのが、サヌールを楽しむいちばんのコツです🌺


朝|静かなビーチ散歩から、お気に入りカフェの朝ごはんへ

朝のサヌールのビーチ遊歩道と、波打ちぎわのジュクン(伝統漁船)
海沿いに長くのびるビーチ遊歩道。朝の散歩にぴったりの静けさです。

サヌールの一日は、朝の涼しい時間のビーチ散歩から始めるのが、私たち夫婦の定番です。

サヌールは、バリ島の東側。朝日がのぼる街です。
だからこそ、いちばんきもちいいのは朝。海沿いにのびる長いビーチ遊歩道を、潮風を感じながらのんびり歩く——それだけで、その日がちょっと特別なものになります。

朝をおすすめするのには、理由があります。日中から夕方にかけては、ビーチ沿いのレストランやバーにだんだん人が増えて、にぎやかになっていくんです。
だから、静かな海をひとりじめしたいなら、断然、朝。空気がまだひんやりしていて、歩いても汗ばまない時間帯が、いちばんの“ねらい目”です。

ホテルからビーチの遊歩道までは、歩いて10〜15分ほど。朝の散歩のはじまりに、ちょうどいい距離です。

ひとしきり歩いてお腹がすいてきたら、朝ごはんへ。
私たちの定番は、「Lilla Warung(リラ・ワルン)」。ホテルから歩いて5分ほど、裏路地にある隠れ家のようなカフェレストランです。
朝7時から開いているので、散歩帰りにちょうどいいんです。

メニューがとにかく豊富で、気軽にインドネシア料理・バリ料理が楽しめます。朝はモーニングメニューもあります。

リラ・ワルンの朝ごはん。ナシゴレンデラックス、ナシチャンプル、ミックスジュースgreen lantern
裏路地の隠れ家カフェ「Lilla Warung」。朝7時から開いていて、散歩帰りの朝ごはんに。


私たちのお気に入りは——

  • ナシチャンプル
     ごはんに数種類のおかずを少しずつ。バリの食卓の定番です。
  • ナシゴレンデラックス
     いわずと知れた、インドネシア風チャーハン。王道のおいしさ。
  • green lantern(ミックスジュース)
     歩いたあとのからだに、すーっとしみわたります。

ちなみにこのお店、サヌール南側のビーチ沿いに姉妹店「Lilla Pantai(リラ・パンタイ)」があります。
「今日は海を眺めながら朝ごはんにしたいな」という日は、Grabでそちらへ足をのばすのもおすすめ。
我が家は、その日の気分でどちらも使い分けています。

レアかお
レアかお

朝の光のなかを歩いて、できたての朝ごはんをいただく。
なんでもない時間だけど、これが旅のいちばんのごほうびだなぁと、しみじみ思います🌴


昼〜午後|ローカルなワルンでランチ、街歩きのあとは甘いひと息

ホテルのプールでのんびりとくつろいだあと、肩ひじ張らないローカルなワルン(食堂)でのランチ。これが、私たちのお決まりです。

サヌールには、地元の人にも旅行者にも愛される、味のいいワルンがたくさんあります。
なかでも私たちが何度も足を運ぶのが、「Warung Saro(ワルン・サロ)」
バリの古民家風の、趣のあるレストランです。定宿からは歩くと少し遠いので、Grabでひとっ走り。
地元の市場「パサール・シンドゥ」の近くにあります。

ワルン・サロの看板と、サテバビ(豚肉の串焼き)、バリニーズポークリブスープ
古民家風の人気店「Warung Saro」。サテバビとバリニーズポークリブスープが定番です。

ここの名物・おすすめは——

  • サテバビ
     豚肉のサテ(串焼き)。たれにこだわりがあって、これがまた絶品なんです。
  • バリニーズポークリブスープ
     じっくり煮込まれた、滋味深い一杯。からだにやさしくしみわたります。

そして、もうひとつ。
「今日は歩いて、もっとローカルなお店へ」という日にうれしいのが、「Warung Stall Rainbow(ワルン・レインボー)」
ホテルから徒歩5〜10分、メイン通り(ダナウ・タンブリンガン通り)沿いにある、家族経営の小さなワルンです。
開くのがお昼の2時からなので、遅めのランチにぴったり。木曜日はお休みなので、そこだけご注意を。

ワルン・レインボーのサテ、ピーナッツソース添え
家族経営の小さなワルン「Warung Stall Rainbow」のサテ。ピーナッツソースが絶品でした。

私たちはここでサテ(串焼き)をいただきました。ピーナッツソースがとてもおいしくて……
でも、いちばん心に残っているのは、お料理のことだけではないんです。
私たちが訪れた日は、小さな男の子がお店のお手伝いをしていました。一生けんめいな姿がなんともかわいらしくて、ほっこり。
お会計のときに「お釣りはいらないよ」と、ささやかな心づけを渡しました。
観光地では味わえない、こんな“暮らしの風景”にふと出会えるのも、サヌールのいいところだなと思います。

お腹が満たされたら、午後はぶらぶらと街歩き。お店が並ぶメイン通り沿いには、雑貨屋さんやカフェが点在していて、のぞきながら歩くだけでも楽しい時間です。

そして、歩き疲れたころのお楽しみが、甘いもの。
私たちのお気に入りは、「Tukies Coconut Shop(トゥキーズ ココナッツ ショップ)」のココナッツアイスクリーム。大型モール「アイコンバリ(ICON BALI)」のなかにあります。

トゥキーズの店内と、ココナッツアイスクリーム、フルーツサラダアイス
アイコンバリ内の「Tukies」。濃厚なのに後味すっきりのココナッツアイスがお気に入り。
  • クラッシックココナッツアイスクリーム
     濃厚なのに後味すっきり。歩いたあとのごほうびに。
  • フルーツサラダアイスクリーム
     南国フルーツがたっぷりで、目にも楽しい一品。

じつはこのお店、ウブドにも店舗があって、私たちが最初に出会ったのもウブド店でした。
ウブド店はいつも混んでいる印象ですが、サヌールのアイコンバリ店は、ゆっくりできる穴場
お買い物の休憩にも、スパ帰りのひと息にもちょうどいいんです。

レアかお
レアかお

特別なことは何もしていないのに、ちゃんと満たされる。
それが、サヌールの昼下がりです🌺


夕方|極上スパで一日をリセット【いちばんの楽しみ】

サヌールの一日で、私がいちばん楽しみにしている時間。それが、夕方のスパです。

街歩きでたっぷり歩いた足を、ゆったりとほぐす——。私たち夫婦がサヌールを訪れるたびに必ず通うのが、「The Nest Boutique Spa(ザ・ネスト ブティック スパ)」
メイン通りのダナウ・タンブリンガン通り沿いにある、人気のスパです。

我が家の定番は、バリニーズマッサージの1時間コース。やさしく、それでいて芯までしっかりほぐしてくれて、施術が終わるころには、歩きつかれた体がうそみたいに軽くなっています。
「一日の最後にこの時間がある」と思うだけで、昼間の街歩きもいっそう楽しめるんです。

ザ・ネスト ブティック スパの看板、待合のソファ、アフターのシャーベット
タンブリンガン通り沿いの人気スパ「The Nest Boutique Spa」。受付後はこのソファでひと休み。

ただ——この The Nest、とにかく人気
だからこそ、がっかりしないために知っておいてほしいことが、3つあります。

✈️ The Nestを予約するときの3つのポイント
  1. 渡航前に、公式ホームページから予約を
    人気のスパなので、現地に着いてからでは希望どおりに取れないことが多いんです。
    とくに「夫婦2人いっしょに受けたい」「長めの施術をお願いしたい」という場合、当日だと断られてしまうことも。
    日本にいるうちに、公式サイトから予約しておくのが安心です。
  2. 予約時に、メニュー料金の50%の前金(デポジット)が必要
    申し込んだスパメニューに対して、50%の前金を予約のときに支払う仕組みです(私たちも事前に支払いました)。
    あとで「思っていたのと違った」とならないよう、メニューと料金をよく確かめてから申し込みましょう。
  3. お店が2つあるので、予約のときに取り違えないこと
    The Nestには、店舗が2つあります。
    ①タンブリンガン通り店(The Nest Boutique Spa)
      メイン通り沿い。ホテルからは徒歩10分ほど
    ②ビーチ店(The Nest Beachside Spa)
      サヌール南側のビーチ沿い

公式サイトにも「2つの店舗を間違えないように」と注意書きがあるほど。予約のときは、行きたいほうの店舗をしっかり確かめてくださいね。

レアかお
レアかお

施術のあとの、あのぼーっとした幸せな感じ……。
あれをまた味わいたくて、サヌールに帰ってきているのかもしれません🌴


夜|地元で愛されるお店で、一日をしめくくる

サヌールの夜は、地元で愛されるお店で、のんびりディナー——これが、私たちの夜の過ごし方です。

サヌールは”朝日の街”。海に沈む夕日が見える西側のリゾートとはまた少し違って、夜はぐっと静かで、しっとりと落ち着いた時間が流れます。
だから私たちの夜は、はなやかな夕日ディナー……ではなく、肩の力を抜いて、お気に入りのお店でゆっくり、が定番になりました。

行き先は、その日の気分とつかれ具合で選びます。

  • 近くで、気軽に
     朝ごはんでも紹介した「Lilla Warung」
     ホテルから徒歩5分なので、夜もふらりと寄れます。
  • ちょっと足をのばして
     ランチで紹介した「Warung Saro」やビーチ沿いの「Lilla Pantai」へ。
     少し遠いぶん、特別な夜に。
  • もっとローカルに、軽めに
     「Warung Stall Rainbow」は夜10時まで。
     テイクアウトして、ホテルでのんびり食べるのもいいものです。
  • にぎやかな雰囲気を味わいたい日
     パサール・シンドゥのナイトマーケット
     地元の人にまじって、屋台の料理をあれこれつまむのも楽しい時間です。

そして、一日たっぷり歩いてつかれた日は、無理に出かけません。

ホテルのビュッフェディナーで、ゆっくり過ごすのも、私たちの大切な選択肢のひとつ。
このビュッフェ、曜日でテーマが変わるのもうれしくて、水曜はライブ演奏金曜はバリ舞踊(バリニーズダンス)を楽しめる日なんです(どちらも夕方18時半ごろから)。

なかでも私のおすすめは、金曜の夜。優雅な舞踊を眺めながらの夕食は、ちょっとしたショーのよう。

ホテルのビュッフェディナーと、バリ舞踊・ガムラン演奏のディナーショー
ホテルのビュッフェディナー。バリ舞踊のショーを観ながら、のんびり一日を締めくくる夜も。

わざわざ出かけなくても、ちゃんと”バリの夜”を満喫できます。

レアかお
レアかお

どこへいこうか迷う時間さえ、夜のささやかな楽しみ。
そんなところも、暮らすように旅をする魅力だと感じています🌺


サヌールの歩き方・移動のコツ|基本は徒歩、ときどきGrab

最後に、サヌールでの動き方を、まとめておきますね。結論はとてもシンプル。
基本は徒歩、少し離れたお店だけGrab。これさえ分かっていれば、移動で迷うことはありません。

① 基本は、徒歩

拠点のホテルを中心に、朝ごはんのカフェも、スパも、ビーチも、ほとんどが歩いていける距離にあります(くわしくは、この記事の〈ざっくり地図〉を目安に)。自分の足で歩くからこそ、ふと見つける路地のお店や、すれちがう人の笑顔——そんな“街の表情”に出会えます。

② 少し遠い所は、Grab(配車アプリ)

パサール・シンドゥ近くの「Warung Saro」や、南側の「Lilla Pantai」・「The Nest Beachside Spa」などは、歩くにはちょっと遠め。そんなときはGrabの出番です。スマホのアプリで呼べて、料金も先に分かるので安心。サヌールの街なかなら、待たずにつかまることがほとんどです。

③ レンタサイクルで、ぶらり散策も

ホテルによっては、自転車を貸してくれるところもあります。のんびりペダルをこいで、海風を感じながら街をめぐるのも、サヌールならではの楽しみ方。歩くより少し遠くまで、気軽に足をのばせます。

ビーチへの”抜け道”(覚えておくと便利)

海沿いの遊歩道へ出るには、主に2つのルートがあります。

  • アイコンバリ(ICON BALI)のモールを抜ける
     涼しい館内を通って、そのままビーチへ
  • メイン通りから、裏路地を通る
     ビーチへ抜ける小道がいくつかあるので、お気に入りを見つけるのも楽しい
レアかお
レアかお

移動のしくみは、最初の1〜2日で自然と身につきます。
あとは、気のむくままに歩けば大丈夫🌺


まとめ|”何でもない一日”が、いちばんのごちそう

ここまで、私たち夫婦のサヌールの一日に、おつきあいいただきありがとうございました。

朝の静かなビーチ散歩から始まって、お気に入りカフェの朝ごはん、ローカルなワルンのランチ、街歩きと甘いひと息、極上スパでのリセット、そして地元で愛されるお店での夜——。
ふり返ってみると、特別な観光は、ひとつもしていないんです。

でも、だからこそ満たされる。有名な観光地を駆け足でめぐるのではなく、ひとつの街を、自分の足でのんびり味わう。
それが、私たち夫婦がたどりついた、サヌールのいちばん幸せな過ごし方です。

レアかお
レアかお

何でもない一日が、いちばんのごちそう。
そう思える場所に出会えたことが、旅を重ねてきたごほうびなのかもしれません🌴

次回・第5弾は”車で巡る、もうひとつのバリ”

今回ご紹介したのは、歩いて過ごす、のんびりサヌール
次回の第5弾では、うってかわって——カーチャーター(運転手つきの貸し切り車)で、バリ島を広ーく巡る観光の一日をお届けします。

ゆっくり街に根を下ろす第4弾と、あちこち動きまわる第5弾。
同じバリ島でも、まったく違う2つの楽しみ方を、ぜひ読みくらべてみてくださいね。

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この記事を書いた人
レアかお

新潟在住の50代主婦。転勤族として関東各地とジャカルタで暮らしてきました。ハワイ20回以上・バリ島11回、ゴルフ歴約11年。バリ島・バンコク・オアフ島・ハワイ島でのゴルフも経験。50代夫婦の旅と暮らしを、実体験をもとに正直に発信しています。

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